1.身近なモノの歴史をたどる。
身のまわりにある物事の大部分には歴史的な背景があります。
今回は、至るところに溢れている広告の歴史を見てみます。
https://www.youtube.com/watch?v=z29j-hgSiHE
江戸のクロスメディア
江戸時代の広告は看板や引札だけではなく、各種メディアを用いて商品名を浸透させる広告手法が行われていました。
享保3年(1713)には歌舞伎役者の二代目市川団十郎が「若緑勢曽我」の中で小田原の薬である「外郎」の宣伝を始めました。これが歌舞伎十八番の「外郎売」です。
https://www.youtube.com/watch?v=cZS5wPvRiPU
江戸の情報文化
天文学の他にも、和時計やからくり人形の仕組みを解説する本も出版されました。寛政8年(1796)に細川半蔵が記した機巧図彙(からくりずい)が発売されました。
江戸時代後期には、この本を趣味で読むような雰囲気が醸成されていました。ぞして、からくり人形師の中には、東芝の創業者である田中久志がいます。
https://www.youtube.com/watch?v=rc93r0onyZg